あきたの農畜産物

お米の炊き方・保存

おいしいごはんの炊き方

ご飯を美味しく炊くには、洗米、浸漬、水加減、蒸らしなど、いくつかのポイントがあります。

①お米を正しく測る

お米をきちんと測る
お米は計量カップ(180ml)で計ります。カップにすりきりまで入れて、きちんと計ります。

②洗米

お米を手早く洗う
洗米は、お米の表面についているヌカを落とすことが目的です。ゆっくり洗うと、ごはんがヌカ臭くなってしまいますから、たっぷりの水で数回、軽く混ぜるようにして手早く洗い、すぐに水を捨ててください。その後2~3回、水を換えて洗い、最後はきちんと水気を切りましょう。

③水加減

水加減を調整する
水加減でごはんのおいしさが左右されます。炊飯器の目盛りはあくまで目安です。お米を計ったカップで、きっちりと水の分量も計りましょう。おいしいご飯を炊くための水加減は、白米の場合、洗う前のお米の量の20%増しが標準です。

④充分な浸漬を

お米に充分水を吸わせる
ふっくらとしたごはんを炊くには、炊く前に充分水に浸して、お米に水分を吸わせることがポイントです。水に浸しておく時間は水温によって異なります。夏なら30分くらい、冬は2時間くらいがよいでしょう。急ぐ時は、40~50度Cのぬるま湯に15~20分ほど浸してから炊くことをおすすめします。

⑤ごはんを蒸らす

ごはんをじっくり蒸らす
蒸らすことで、ごはん粒の水分が均一になります。蒸らしが充分でないと、水っぽいごはんになってしまいます。蒸らし機能のない炊飯器の場合は、スイッチが切れたあと、そのまま10~15分ほどおいてください。蒸らしている途中でフタを開けることは禁物です。

⑥ごはんをほぐす

しゃもじでほぐして最後の仕上げ
ごはんを炊き上がったままにしておくと、蒸れ固まってしまいます。蒸らしたあとはできるだけ早く、ごはんをほぐしましょう。余分な水分が逃げて、ふっくら としたごはんができあがります。釜の底の方から、掘り起こすようにふんわりと、しゃもじで混ぜます。この時、ごはん粒をつぶさないように気をつけましょう。

お米の保存について

保存方法と保存場所

高温多湿直射日光を避ける

高温・多湿・直射日光を避け、風通しが良く涼しくて湿度の低い冷暗所が最適です。

水濡れを嫌う

お米は水濡れを嫌います。台所等水回り付近は避けましょう。カビ等の発生の原因になります。

虫の発生注意

米びつ等の容器で保存の場合は虫の発生防止のため、常に清掃し清潔に保ちましょう。

においを避ける

お米はにおいがつきやすいので、においの強いものの近くに置かないでください。

おいしく食べる期間の目安

おいしく食べる期間の目安