株式会社ミートランド（鹿角市）とポークランドグループ（小坂町）、ＪＡ全農ミートフーズ株式会社（本社　東京都）、秋田県、ＪＡ全農あきたは、３月１４日、共同記者会見を行い、秋田県産豚肉「桃豚」を香港に向けて輸出すると発表しました。

輸出するのはポークランドグループが生産し、ミートランドが加工処理した「桃豚」で、ＪＡ全農ミートフーズが輸出の窓口となり、同社の現地法人が持つ直営レストラン２店舗を皮切りに、販売を開始します。

「桃豚」は、豚特有の病原菌を持たないＳＰＦ豚で、抗生物質や薬品をほとんど使わず育て、配合飼料の３０％を国産（秋田県産中心）の飼料用米とするなど、安全・安心へのこだわりや品質の高さが国内でも高く評価されています。

ＪＡ全農あきた杉山昌史県本部長は、会見で「ＪＡ全農あきたは、これまで県産の米や青果物を輸出してきたが、新たな品目が加わり、現地販売先へも一層ＰＲできると期待している。関係機関と協力し、取り組み拡大に繋げたい」と述べました。

秋田県産豚肉「桃豚」は、３月１７日、第１便が出荷され、初年度は２．４トンの輸出を目標としています。