秋田県TACトップセミナーを開催しました
2017年03月21日
JA全農あきたは、3月14日、秋田市で「秋田県TACトップセミナー」を開催しました。このセミナーは、県内外におけるTAC(地域農業の担い手に出向くJA担当者=愛称タック)の活動成果を共有化し、一層の充実と強化をはかるために開催され、県内JAの役員やTAC担当部課長など、約50名が参加しました。
セミナーでは、JA全農による全国的なTACの活動報告や営農支援事業の取り組みのほか、JAこまちの高根一善課長が、担い手経営体財務の健全化のため、新たな収入確保にむけ、TACが園芸作物の試験圃場を設置しデーター収集を行いマニュアル化するなど、JAでの取り組みの事例発表を行いました。
このほか、JA佐渡の前田秋晴代表理事理事長が「JA佐渡担い手支援態勢と経営者の役割」と題し基調講演を行いました。前田理事長はTACの活動目的やJAでの具体的な取り組み内容を紹介し、「TACはJAと担い手とのパイプ役であり、重要な役割を果たしている。また、経営者としては、現状に真正面から取り組む姿勢、目標・目的のために厳しい姿勢を堅持することが大切だ」と話しました。
聴講した参加者は、「大変刺激を受けた内容であった」「TACの活動の重要性を再認識した」などと話していました。
平成29年2月現在、県内では13JAで62名のTACが活躍しており、15,920の経営体への訪問・面談活動を行っています。JA全農あきたは、今後もJAグループの総合力を発揮した取り組みを強化していきます。