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「秋田米フォーラム」開催

2017年12月11日

JAグループ秋田は12月6日、秋田県農業試験場で「秋田米フォーラム」を開催しました。このフォーラムは、県内関係者の意識をひとつにし、高品質・良食味米生産の取り組みを促進するために開催されたもので、生産者や県、JA関係者など約130名が参加しました。

フォーラムでは5回目の開催となる「美味しい“あきたこまち”コンテスト」の表彰式も行われ、県内JAおよび株式会社大潟村CE公社から出品された74点の中から最優秀賞を受賞した奈良延浩さん(JAかづの管内)ら12名が表彰されたほか、本コンテストで過去3度入賞した田中政春さん(JA秋田やまもと管内)と阿部静夫さん(JA秋田しんせい管内)に特別賞が贈られました。

最優秀賞を受賞した奈良さんは、「もうかる農業、安定した経営は目標であるが、やはり、秋田のあきたこまちはおいしいと言っていただける米作りをしていきたい」と話していました。

コンテストで優秀な成績を収めた生産者の栽培方法の事例は、全県域で一層の品質向上をはかるため、情報共有されます。また、上位5名のお米は「ザ プレミアムファイブ」として商品化され、数量限定で販売されます。

このほか、フォーラムでは「食味ランキング事業」や「平成29年水稲の生育」についての講習のほか、「炊飯米の理化学特性と新たなおいしさの表現」と題した基調講演も行われました。