「秋田県複合型農業パワーアップ大会」開催
2018年01月26日
JA全農あきたやJA秋田中央会などは、平成30年産以降の米政策見直しに伴う産地間競争の激化が想定される中、さらなる複合型生産構造への転換をすすめるため、園芸作物や畜産物などの一層の生産拡大に向けて、1月24日、秋田市で「秋田県複合型農業パワーアップ大会」を開催しました。
冒頭、JA秋田中央会の船木耕太郎会長が「園芸、畜産に関わる全ての関係者が団結して本県の複合型農業の生産基盤づくりを加速することにより、生産者の所得増大や農業生産の拡大がはかられると確信している」と強調しました。
大会では園芸畜産情勢が報告されたほか、県内の優良事例として、JAあきた白神から平成27年から稼働し、着実に成果をあげている「白神ねぎ」の園芸メガ団地について、JA秋田しんせいからは、周年和牛預託牧場について取り組み事例の紹介が行われました。
また、関係者がそれぞれの役割を発揮し、オール秋田で取り組む体制を確固たるものとするよう県への要請文が読み上げられました。このほか、「収益性の高い農業構造の実現に向け、一丸となり複合型農業を強力に進めていく」とした大会宣言が採択され、県行政や生産者、JA関係者など参加者約260名がガンバロー三唱を行い、決意を新たにしました。