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秋田米フォーラム2018~秋田米ブランドの再構築を目指して

2018年12月11日
JAグループ秋田・JA全農あきたは12月6日、秋田市の秋田キャッスルホテルで「秋田米フォーラム2018」を開催し、生産者や県、JA関係者など約150人が参加しました。
このフォーラムは、高品質・良食味米生産の取り組みを促進させ、近年の全国的な良食味米の競争に打ち勝ち、秋田米ブランドを再構築することを目的に開催しています。

フォーラムでは、JA全農あきた米穀部の児玉徹参与が「平成30年産米の作柄と来年に向けた取り組み」と題した講演を行ったほか、秋田県農林水産部より、現在、県で育成中の2020年にプレデビューを控える「極良食味米新品種」についての情報提供がありました。

また、月刊食糧ジャーナル鶴田裕編集部長より「ブランド米戦国時代~秋田の新品種に期待すること~」と題した講演も行われ、秋田米の主力となる新品種のブランド化に向けた考え方をお話しいただき、生産者をはじめ、県内関係者の意識をひとつにしました。

「美味しい”あきたこまち”コンテスト」で表彰された生産者のみなさんの内容を表示
「美味しい”あきたこまち”コンテスト」で表彰された生産者のみなさん
最優秀賞(秋田県知事賞)に輝いた田中政春さん(JA秋田やまもと管内)の内容を表示
最優秀賞(秋田県知事賞)に輝いた田中政春さん(JA秋田やまもと管内)

そのほか、今年で6回目の開催となる「美味しい”あきたこまち”コンテスト」の結果発表と表彰式も行われ、県内13JAおよび1公社から推薦・出品された66点の中から12人が表彰され、最優秀賞(秋田県知事賞)には田中政春さん(JA秋田やまもと管内)が輝きました。

コンテストで優秀な成績を収めた生産者の栽培方法の事例は、全県域で一層の品質向上をはかるため、情報共有されます。また、上位5名のお米は「ザ プレミアム ファイブ」として商品化され、県内では12月15日(土)から、県外では来年1月から限定販売されます。