ニュース・トピックス一覧

食農教育の補助教材を贈呈

2019年04月15日
JA全農あきたとJAバンクあきたは4月11日、県内すべての小学5年生の食農教育に役立ててもらおうと、補助教材をそれぞれ作製し、贈呈式を秋田県庁で行いました。

左から)JAバンクあきた 木村直人支店長、川原誠秋田県副知事、JA全農あきた 山田浩幹県本部長の内容を表示
左から)JAバンクあきた 木村直人支店長、川原誠秋田県副知事、JA全農あきた 山田浩幹県本部長
川原副知事に目録を贈呈する山田県本部長(右)の内容を表示
川原副知事に目録を贈呈する山田県本部長(右)
「秋田のお米づくりカレンダー」と「日本の食料自給率を考えよう」をテーマとしたクリアファイルの内容を表示
「秋田のお米づくりカレンダー」と「日本の食料自給率を考えよう」をテーマとしたクリアファイル

JA全農あきたは、平成18年から小学生向けの食農教材を作製、贈呈しています。平成22年からは、お米や野菜、果物、畜産物などの県産農畜産物や、農業と食に関する情報を掲載したクリアファイルを贈呈してきました。

今年度は、お米の生産過程と合わせて、秋田が全国的なお米の主要産地であることへの理解を深めてもらうため、お米の収穫量や作付されている主な品種を紹介しています。また、日本の食料自給率が、食生活の変化などにより低い水準になっていることや、食料の多くを輸入に頼ることの問題点に触れ、子どもたち自らが実践できる事例を紹介しています。

JA全農あきたの山田県本部長は「今の子どもたちは農業に触れる機会がなかなかないのが現状。農業に関心を持ってもらうことで、食の重要性の認識が深まる。こうした活動を通じて秋田の農業のファンやサポーターづくりをしていきたい」と話しました。

目録を受け取った川原副知事は「食の重要性を農業と合わせて子どもたちに知ってもらうことは大事。そのためにこの教材を活用したい」とあいさつしました。

クリアファイルは県内の小学5年生と特別支援学校の児童・生徒に届けられます。