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全県JA稲作担当営農指導員大会~あきたこまちデビュー35周年記念~

2019年06月21日
JA全農あきたは6月13日、~あきたこまちデビュー35周年記念~全県JA稲作担当営農指導員大会を開催しました。

この大会は、本県の稲作生産者を牽引する稲作営農指導員のさらなる栽培技術力の向上を図り、生産者の「経営安定・手取り最大化」を実現し、さらには秋田米シェア拡大・系統集荷結集に資することを目的に開催され、県内JAの稲作担当指導員や関係団体職員ら100人が参加しました。

大会では、「秋田米」ブランドの継承と販路拡大、産地と消費地の信頼関係強化、高品質米生産技術の普及と多収技術の確立と普及などに取り組むとした全農「秋田米」取組基本方針を説明したほか、各部より自己改革の取り組みについて報告しました。

  

  

また、JA秋田しんせいの高橋徹常務と月刊食糧ジャーナルの鶴田裕編集部長の講演を行いました。高橋常務は「自己改革を成功させる鍵は営農指導員にある。生産者との会話の数が営農指導員の肥やし。現場に出向き、組合員と向き合い、組合員の求めるJAを目指そう」と話しました。鶴田裕編集部長は「次世代ブランド米の普及・定着に向けた営農指導員の役割」と題し、先進道県における優良事例について紹介しました。

  

さらに、JA全農あきた米穀部の児玉徹参与が「営農指導員に求められる基礎知識」と「令和元年産米の生育状況とこれからの管理」について講話し「これまでの気象経過と生育状況を見ると本年度は水管理や肥培管理が難しくなると思われ、営農担当者の腕の見せどころとなる。生産者にしっかりと情報を提供してください」と話しました。

優秀営農指導員(ベテランの部)に選ばれたJA秋田おばこの新田新作さんの内容を表示
優秀営農指導員(ベテランの部)に選ばれたJA秋田おばこの新田新作さん
優秀営農指導員に選ばれた(左から)JA秋田しんせい 斎藤和重さん・JA秋田おばこ 新田新作さん・JAこまち 藤原秀和さんの内容を表示
優秀営農指導員に選ばれた(左から)JA秋田しんせい 斎藤和重さん・JA秋田おばこ 新田新作さん・JAこまち 藤原秀和さん

大会では、秋田米の生産振興や産地づくりに貢献し、秋田米の栽培技術普及および農業者の所得増大、秋田米の評価向上に優れた成果を上げた営農指導員を選出し表彰を行いました。
優秀営農指導員のベテランの部では、JA秋田おばこの新田新作さん、若手の部ではJA秋田しんせいの斎藤和重さんとJAこまちの藤原秀和さんが表彰されました。