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食農教育にかかる補助教材贈呈式

2020年04月10日
JA全農あきたとJAバンクあきたは4月7日、県内の小学5年生の食農教育に役立ててもらおうとそれぞれ作成した補助教材の贈呈式を秋田県庁で行いました。
左から)JAバンクあきた 木村直人支店長、川原誠秋田県副知事、JA全農あきた 佐藤英一副本部長の内容を表示
左から)JAバンクあきた 木村直人支店長、川原誠秋田県副知事、JA全農あきた 佐藤英一副本部長

JA全農あきたは、平成18年から小学生向けの食農教材を作製、贈呈しています。平成22年からは、お米や野菜、果物、畜産物などの県産農畜産物や、農業と食に関する情報を掲載したクリアファイルを贈呈してきました。

  

今年度のクリアファイルは、「牛乳ができるまで」をテーマに酪農家の一日の仕事に触れ、牛乳が食卓に届くまでに多くの手間がかかっていることや、牛乳には児童の発育期に必要な多くの栄養素が含まれていることを紹介しています。また、日本の食料自給率が、食生活の変化などにより低い水準になっていることや、食料の多くを輸入に頼ることの問題点に触れ、子どもたち自らが実践できる事例を紹介しています。

  

また、今年度新たに作製した「下敷き」には、米づくりの学習に役立ててもらえるよう「秋田のお米づくりカレンダー」と、「秋田県の農業」について興味をもってもらえるよう、お米の生産量や品種、生産されている農産物や農業人口を掲載しました。

「牛乳ができるまで」と「日本の食料自給率を考えよう」をテーマとしたクリアファイルの内容を表示
「牛乳ができるまで」と「日本の食料自給率を考えよう」をテーマとしたクリアファイル
今年度新たに作成した「秋田のお米づくりカレンダー」と「秋田県の農業」について掲載した下敷きの内容を表示
今年度新たに作成した「秋田のお米づくりカレンダー」と「秋田県の農業」について掲載した下敷き

目録を受け取った川原副知事は「秋田県の基幹産業である農業をもっと発展させていきたいと思っている。学力も全国トップである秋田県なので、この教材を活用し、農業について大いに勉強してもらいたい」と話しました。

クリアファイルと下敷きは、県内の小学5年生と特別支援学校の児童・生徒に届けられます。