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全県JA稲作担当営農指導員大会を開催しました

2020年08月11日
JA全農あきたは7月30日、全県JA稲作担当営農指導員大会を開催しました。

この大会は、本県の稲作生産者を牽引する稲作営農指導員のさらなる栽培技術力の向上を図り、生産者の「経営安定・手取り最大化」を実現し、さらには秋田米シェア拡大・系統集荷結集に資することを目的に開催され、県内JAの稲作担当指導員や関係団体職員ら80人が参加しました。

大会では、新型コロナウイルス感染拡大の影響により多くの産地で元年産米の販売が進んでいないことなどに触れ、2年産についても需給環境を見据えた対策等を講じながら、秋田米の確実な集荷・販売を推し進めることを確認しました。

また、JA全農あきた米穀部の児玉徹参与が2年産米の生育概況、営農指導員に求められる基礎知識について講話したほか、秋田県農林水産部より秋田米新品種「秋系821」の取り組みについて、農研機構東北農業研究センターより気候変動が斑点米カメムシ類の分布に及ぼす影響についての講演がありました。

このほか、営農指導員を代表しJA秋田しんせい、JA秋田おばこ、JAこまちの営農指導員が、2年産米への営農指導の取り組みの経過についてそれぞれ報告がありました。

大会の最後には、栽培技術の研鑽と品質・食味の高位安定生産を目指すとした営農指導アクションプランを実践していくことを申し合わせました。