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椎茸販売対策会議~椎茸生産で「菌床製造地」表示を開始

2020年09月30日
JA全農あきたは9月24日、秋田県JAビルで「椎茸販売対策会議」を開き、県内6JAの担当者や秋田県、JA全農あきたから17人が出席しました。また、横浜丸中青果株式会社とJA全農あきた東京園芸事務所もリモートで会議に参加しました。

会議では、令和2年度秋冬期における販売計画、主産県や市場の情勢を共有したほか、県の「秋田のしいたけ販売三冠王獲得事業」と連携しながら生産基盤を確立し品質向上を図るとともに、生産者・JAグループ・関係機関が情報を共有し、京浜地区中央卸売市場を中心に安心・安全で高品質な椎茸の安定供給に「オール秋田」で継続して取り組むとする令和2年度の生産販売基本方針等を確認しました。

  

昨年度からJAグループ秋田は、純国産の木材(コナラ・ミズ・ナラなど)を使用した菌床・原木での椎茸生産を行い、「どんぐりマーク」の普及・拡大に取り組んでいます。「どんぐりマーク」は日本で伐採されたほだ木や樹木を使用した菌床から生まれた椎茸の証明となり、秋田県では8JAで取り組んでいます。

  

また、「食品表示基準Q&A」第10次改正により菌床の製造地(種菌を植え付けた場所)の表示についても、9月からJA秋田ふるさと、10月からはJAこまちで菌床製造地を表示したシールを貼付する取り組みを始めます。

秋田県産椎茸は、主要産地のなかでトップクラスと一定のブランド力を獲得するまでになっており、令和元年度京浜中央卸売市場での販売量、販売金額、販売単価の日本一を獲得しています。