秋田米フォーラム2020~「美味しい あきたこまち コンテスト」表彰~
2020年12月15日
JAグループ秋田・JA全農あきたは12月9日、秋田市の秋田キャッスルホテルで「秋田米フォーラム2020」を開催し、生産者や県、JA関係者など約100人が参加しました。
このフォーラムは、県産米のさらなる高品質・良食味米生産、需要ニーズに応じた生産の取り組みを促進し、県産米の市場評価向上とシェア拡大を目指すことや、令和4年産デビューを控えた次世代極良食味米品種「サキホコレ」の情報提供と秋田米の生産・流通・販売に向けた取り組みについて、関係者の意識醸成を図ることを目的に開催されました。
フォーラムでは、今年で8回目の開催となる「美味しい”あきたこまち”コンテスト」の結果発表と表彰式も行われ、県内12JAおよび1公社から推薦・出品された81点の中から12人が表彰され、最優秀賞(秋田県知事賞)には阿部静夫さん(JA秋田しんせい管内)が輝きました。
また、JA全農あきた米穀部の児玉徹参与が「令和2年産の異常気象から読み解く秋田の稲づくり」と題した講演を行ったほか、秋田県農業試験場より、極良食味米新品種「サキホコレ」の品種特性についての情報提供がありました。そのほか、気象予報士の渡辺博栄氏による「温暖化による気象変動と農業災害」と題した講演も行われました。
コンテストで優秀な成績を収めた生産者の栽培方法の事例は、全県域で一層の品質向上をはかるため、情報共有されます。また、上位5名のお米は「ザ プレミアム ファイブ」として商品化され、県内では12月12日(土)から、県外も12月中旬から限定販売されます。