ニュース・トピックス一覧

園芸担当者研修会を開催しました

2021年03月12日
あきた園芸戦略対策協議会(事務局:JA全農あきた)は3月9日、「令和2年度園芸担当者研修会」を開催し、生産現場の最前線で活躍している県内JAの園芸担当者や県、市町村、JA全農の関係者などの若手担当者を中心に約40人が参加し、知識の習得やスキル向上を図りました。 今年で8回目の開催となるこの研修会は、緊急事態宣言が発令されていることから中止も検討しましたが、県内JA園芸担当の若手職員の研修の場として開催要望が強く、例年より1日に短縮し新型コロナウイルス感染防止対策をとった上で開催しました。

研修では、秋田県農林水産部から園芸振興施策の説明、JA全農あきたからは園芸生産振興の要領について各事業の説明を行いました。

また、農業の課題の一つである労働力不足の解決策として期待のかかる「スマート農業」について、JA全農 耕種総合対策部 スマート農業室の平野室長が「スマート農業をめぐる情勢と全農の取り組みについて」をリモートで説明し、普及が期待される園芸新技術を紹介しました。

午後からは、HS経営コンサルティング株式会社の本田茂代表取締役が「青果営業マンの心得について~サービス営業の実績~”物を売るから”から“自分を売り込む”へ」と題した講演を行いました。本田代表は、JA全農に青果物の品目営業担当として17年間在職していました。現在は独立し、「現場の分かる農業経営コンサルタント」して活躍されています。相手の課題や不安を解消してあげられる相手の立場に立った営業担当になるための考え方などについて農家経営コンサルタントとしての目線や品目営業担当時代の経験を織り交ぜてお話いただきました。