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農業用ドローンによる追肥肥料散布試験を行いました

2021年07月21日

JA全農あきたは7月16日、JA秋田なまはげおよび生産者、㈱丸山製作所、片倉コープアグリ㈱の協力のもと「農業用ドローンによる追肥肥料散布試験」を行いました。

                   

近年、生産現場で導入が進む農業用ドローンの使用は、除草剤や殺菌殺虫剤の農薬散布がメインとなっていますが、肥料散布ニーズも潜在的に存在しています。しかし、肥料は面積当たりの散布量が多く、ドローンは積載量やバッテリーに制限があるなど肥料散布においての難点もあることから、今回の試験は効率的かつ省力的な肥料散布方法の検討を目的として実施されました。

           

初めに、㈱丸山製作所の担当者からDJI社製ドローンスカイマスター(MG-1P・T20)について、片倉コープアグリ㈱の担当者から空散専用肥料「空散追肥306」とその散布法について、JA秋田なまはげの担当者より今回の試験圃場の耕種概要について説明がありました。

散布試験は、102aの圃場において、散布肥料「空散追肥306」を肥料現物40kgの施肥、実演機はDJI社製「T20」を使用、飛行速度は時速10km、ドローンのシャッター開度やインペラ回転数等を設定することで肥料の吐出量を調整して行いました。

ドローン肥料散布設定の内容を表示
ドローン肥料散布設定
今回使用したドローンはDJI社製「T20」の内容を表示
今回使用したドローンはDJI社製「T20」
肥料をドローンへ投入の内容を表示
肥料をドローンへ投入
肥料散布試験の内容を表示
肥料散布試験

結果として、所要時間は約25分(飛行時間約14分、肥料充填・バッテリー交換時間約11分)となりました。想定していた20分を超過したものの、肥料の散布状況はムラも少なくスムーズに実施することができました。
                
圃場主の生産者も「非常に効率的で散布ムラも少なく良かった」と納得の表情でした。
               
今回の現地試験結果をもとに、生産現場でのドローン追肥技術の普及に取り組みます。
                                

JA全農あきたは今後も、生産者ニーズに応えるとともに作業の省力化へ向けたICT技術などを活用したスマート農業の普及促進に努めます。