「田んぼの生きもの調査」を実施しました
2021年09月02日
JA全農は、次世代を担う子どもたちへの食農教育の一環として、「田んぼの生きもの調査」を実施しています。
田んぼに入り、生きものと触れ合う中で、「食」・「農」の大切さや、農業(水田)の持つ多面的機能や生物多様性との関わり、環境保全に果たす役割を「五感」で感じ取ってもらう活動として取り組んでいます。
JA全農あきたでは、今年度も6月~7月に管内JAおよびJA青年部と連携のもと、県内9カ所の小学校等で田んぼの生きもの調査を行い、約270人の子どもたちが参加しました。




田んぼの中だけではなく、田んぼの回りから生きものや植物を採取したあと、種類別に仕分けし、動物や植物の図鑑を使って名前を調べ、調査用紙に記録しました。
どの学校でも最初は腰が引けていた子どもたちも、田んぼに入ると興味津々に生きものを探し始めました。
田んぼでの一斉調査のあとは、植物班と陸生・水生動物班に分かれて採集し、普段は見落としがちな幼虫などを見つけ、その名前や生態などがわかると子どもたちのほか先生方も感心した様子でした。
また、田んぼの近くの用水路で見つかったウシガエルのオタマジャクシは、その大きさで人気をひとり占めしていました。
「田んぼの生きもの調査」は、生きものとの触れ合いをつうじて、「食」と「農」、そして「環境」との関係性を学ぶことができる活動として効果的であることから、JA全農あきたでは引き続きこの活動を続けてまいります。