ニュース・トピックス一覧

秋田県産椎茸・長ねぎトップセールス~出荷最盛期を前にリモートでPR

2021年10月14日

あきた園芸戦略対策協議会(事務局:JA全農あきた)は10月7日、これから出荷最盛期を迎える県産椎茸と長ねぎのトップセールスを行いました。

リモートでおこなわれたトップセールスは、秋田市の会場と京浜地区の各事業所をつなぎ、JAや生産者の代表のほか、秋田県、JA全農あきたの関係者が京浜地区中央卸売市場9社で作る「京浜秋田会」の代表に向けてPRしました。

トップセールス出席者による集合写真の内容を表示
トップセールス出席者による集合写真

あきた園芸戦略対策協議会の小原正彦会長は「県産シイタケは肉厚でボリューム感があり、鍋や煮物、焼き物、炒め物にも最適な食材。長ねぎは太くて柔らかくツヤがあり、とろけるような味わいとシャキシャキとした歯触りが特長」とそれぞれの魅力をPRしたほか、「皆様のご期待に沿えるよう安定供給につとめるので、秋田の販売棚確保のためどんどん売り込んでいただきたい」と呼びかけました。

           

産地代表者からのメッセージとして、JA秋田ふるさと きのこ総合部会の佐藤宏和総合部会長は、「品質の高位平準化や周年安定供給に取り組み、昨年以上に高品質な椎茸を消費者に届けられるよう、また選ばれるよう生産努力をしていく。引き続き有利安定販売をよろしくお願いしたい」と話しました。

    

また、JAあきた白神 ねぎ部会の大塚和浩部会長は、「秋冬ねぎも太く甘く出来上がってきている。白神ねぎをはじめ秋田のねぎはピカピカ光ったツヤ、とろけるような味覚、シャキシャキとした歯触りが自慢。他産地に負けないようなねぎを作っていくので、秋田のねぎをよろしくお願いしたい」と話しました。

JA秋田ふるさと きのこ総合部会 佐藤総合部会長からのメッセージの内容を表示
JA秋田ふるさと きのこ総合部会 佐藤総合部会長からのメッセージ
JAあきた白神 ねぎ部会 大塚部会長からのメッセージの内容を表示
JAあきた白神 ねぎ部会 大塚部会長からのメッセージ

市場関係者からは、「高品質で顧客からの評価も高い」「生産拡大と安定出荷をお願いしたい」「年末の最需要期に向けて引き続き有利販売につとめる」といった声が聞かれました。

本県産椎茸は、京浜地区中央卸売市場への出荷量・販売額・販売単価が、令和元年度から2年連続で全国トップとなる「販売三冠王V2」を達成しています。
また、長ねぎの販売額も年々増加しており、令和2年度には26億5千万円と、あきた園芸戦略対策協議会が平成30年度に設定した目標販売額25億円を上回っています。
          
椎茸と長ねぎは鍋商材などの需要が増すこれからの季節、JA全農あきたは県やJAと「オール秋田」体制ものと、市場関係者と連携しながら、秋田ブランドのさらなる確立、県産農産物の販売促進につとめてまいります。