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「ロボットコンバイン実演会」を開催しました

2021年11月22日

株式会社クボタの協力のもと「ロボットコンバイン実演会」が10月12日、秋田市にある全農物流株式会社秋田支店の秋田倉庫にて行われ、JA全農あきたの生産資材部や営農支援部、米穀部の職員が参加しました。

今回実演された機種は「Agri Robo(DR6130A)」。

自脱型コンバインとしては初めてとなる「自動運転アシスト機能」が搭載された機種です。

この自動運転アシスト機能は、マップの作成(手動で圃場3周分の刈取りと同時に作成されるマップ)と基本設定を行えば、作業面積と収量をリアルタイムに計測し、最も効率的なルート、最も能率的なターン、最も合理的な排出をコンバイン自ら考えて刈取りすることが可能です。

また、食味・収量センサにより測定されたデータは、次年度の施肥設計に活用できるとされています。

実演会では、㈱クボタの担当者からロボットコンバインの機能や操作方法について説明があり、カラーコーンで仕切られた区画を圃場に見立てて実演が行われました。

その後、JA全農あきたの職員も自動運転を体験しました。

参加した職員からは「自動運転の性能の高さに驚いた」、「ICT技術を活用した最新機種の導入により大規模経営体の省力化が期待できる」という声がありました。

JA全農あきたは今後もICT技術を活用したスマート農業の普及促進につとめてまいります。