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TACパワーアップ大会2021~JAこまちが「JA特別表彰(出向く活動強化運動部門)」を受賞

2021年12月16日

JA全農は、TAC(地域農業の担い手に出向くJA担当者)のレベルアップを目的に「TACパワーアップ大会」を開催しています。

14回目となる今回は、11月17日に本会場(神奈川県)と各県をリモートで繋いで開催され、全国からTACや関係者ら約300人が参加しました。

大会では、TACの活動成果を共有したほか、活動内容が評価された全国6JAとTAC8名の表彰が行われ、秋田県からはJAこまちが「JA特別表彰(出向く活動強化運動部門)」を受賞しました。

受賞したJAこまちの取り組みの1つ目は、「TACシステム」を活用した情報共有です。

TACだけでなく、営農指導員や営農センター職員もTACシステムを活用することで、進捗管理や共有する情報の幅と広げることができました。JAが一体感を持って担い手からの意見・要望に対応する仕組みが構築されました。

2つ目は、JAこまちとJA全農あきたが連携強化を目的として立ち上げた「JAこまち事業推進プロジェクト」です。

系統事業利用率の向上・拡大を図り、JA・全農が一体となった総合的支援の構築・強化を目的として令和3年3月に発足。

担い手への出向く体制の強化に加え、総合的視野とスピード感のある課題解決・事業提案にむけ、「担い手情報シート」を作成し、情報の「見える化」を図りました。このシートを本プロジェクト内でも利用したことで、より具体的な対応や提案に向けての議論ができるようになり、JA内の他部門やJA全農あきたとの連携強化も図られスピーディーな対応が可能となりました。

今回の受賞についてJAこまち担い手支援課の土谷一仁課長は、「TACが設置されて12年、『TAC活動とは』が見えてきたように思える。受賞を機に担い手農家の満足度や信頼関係をより深められるようがんばりたい」と話しました。