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「共同購入トラクターSL33L」を県内3高校へ寄贈

2022年01月13日

12月7日に行われたJA秋田共済連主催の「農業実習用トラクター寄贈式」で、全農が開発した「共同購入トラクター(中型クラス)SL33L」が、農業分野の学科やコースがある秋田県内の3高校へ農業実習用として寄贈されました。

この取り組みは、JA共済連秋田がこれからの農業を担う人材の育成支援として今回初めて行ったもので、秋田県教育委員会を通して能代科学技術高校、西目高校、大曲農業高校へ「共同購入トラクター」が各校1台贈られました。

秋田市にあるJA全農あきたの農機製品倉庫で行なわれた寄贈式には、各校の校長や生徒、JA代表者やJA共済連秋田の関係者のほか、JA全農あきたからは小林和久県本部長が出席しました。

3校へ寄贈された「共同購入トラクターSL33L」の内容を表示
3校へ寄贈された「共同購入トラクターSL33L」

JA共済連秋田の斉藤一志会長は「様々な実習の場面で活用し、生徒の皆さんに操作経験を通じて技術を習得してもらいたい」とあいさつし、目録を贈呈しました。

秋田県教育庁高校教育課の渡辺勉課長は「生徒の就農意欲を喚起し、秋田の農業を支える人材育成のため大切に使います」と感謝を述べました。

(前列左から)JA共済連秋田 斉藤会長、県教育庁高校教育課 渡辺課長、寄贈先3校の校長の内容を表示
(前列左から)JA共済連秋田 斉藤会長、県教育庁高校教育課 渡辺課長、寄贈先3校の校長
斉藤会長(左)から渡辺課長(右)へ目録の贈呈の内容を表示
斉藤会長(左)から渡辺課長(右)へ目録の贈呈

式典に出席した各校の代表生徒たちは、早速トラクターの乗り心地や操作方法を確かめていました。各校では春から田んぼの代かきや畑を耕す実習などでトラクターを使用する予定です。