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食農教育にかかる補助教材贈呈式~食と農の大切さを考えるきっかけに

2022年04月18日

JA全農あきたとJAバンクあきたは4月12日、県内小学生の食農教育に役立ててもらおうとそれぞれ作製した補助教材を秋田県に贈呈しました。

秋田県庁で行なわれた贈呈式では、JA全農あきたの小林和久県本部長とJAバンクあきたの安田雄幸支店長が秋田県の猿田和三副知事へ目録を手渡しました。

目録を受け取った猿田副知事は「農産物の生産工程や流通の仕組みは複雑だが、補助教材では写真やグラフを使いわかりやすく説明されていて子供たちの理解につながる」と話しました。
左から)JA全農あきた 小林県本部長、秋田県 猿田副知事、JAバンクあきた 安田支店長の内容を表示
左から)JA全農あきた 小林県本部長、秋田県 猿田副知事、JAバンクあきた 安田支店長

JA全農あきたは、平成18年度から小学生向けの食農教材、平成22年度からは、お米や野菜、果物、畜産物などの県内の農畜産物や、農業と食に関する情報を掲載したクリアファイルや下敷きなどを作製し、県内の小学5年生に贈っています。

小林本部長(左)が今年度の補助教材を紹介の内容を表示
小林本部長(左)が今年度の補助教材を紹介
小林県本部長(左)から猿田副知事へ目録を贈呈の内容を表示
小林県本部長(左)から猿田副知事へ目録を贈呈
下敷きの内容を表示
下敷き
パンフレットの内容を表示
パンフレット

今年度の下敷きには、米づくりの学習で活用できるよう「秋田のお米づくりカレンダー」と、お米の生産量や主な品種などを紹介した「秋田県の農業」を掲載しました。そして新たに、県内小学校の教職員の方々からの要望を反映し、秋田米新品種「サキホコレ」を取り上げ「サキホコレの名前に込められた思い」も紹介しています。

また、パンフレットには、日本の食料自給率が食生活の変化などにより低い水準にとどまっていることや、食料の多くを輸入に頼っていることの問題点、食品ロスの問題などに触れながら、子供たちが日ごろの食生活で実行できる事例を「SDGs」と関連付けて紹介しています。

下敷きとパンフレットは、県内の小学5年生と特別支援学校の児童・生徒に届けられます。