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令和4年度JA園芸担当部課長会議を開催~農家手取り最大化に向けて「オール秋田」体制で取り組むことを確認!

2022年06月01日

JA全農あきたは5月18日、秋田県JAビルで「令和4年度JA園芸担当部課長会議」を開催し、JA担当部課長や秋田県・物流関係者など36名が出席しました。

会議では、4年度の生産販売に関する基本方針や、持続可能な物流体制構築への取り組みなどについて報告・協議を行いました。

昨年度は、春先の低温や早い梅雨明けによる高温・干ばつなどの影響により生産が不安定となり、販売環境もコロナ禍の長期化により消費の減退が進むとともに東北産地の集中出荷や消費地の猛暑などの影響で厳しい1年となりました。

県内では、人口の減少や高齢化、それに伴う農業就業人口の減少と労働力不足、青果物物流を支えるドライバー不足への対応など多くの課題を抱えています。

こうした環境の中で、事前値決め取引・加工業務用野菜の取り組み強化、2024年問題(*)への対応として段ボールサイズの見直しや11型パレット輸送モデル事業の取り組みなど、各関係機関が一体となって取り組むことを確認しました。

JA全農あきた園芸課の職員は「長期化しているコロナ禍により生活様式や消費形態など変化しているが、これに対応し農家手取りの最大化に向けて『オール秋田』体制で取り組んでいきたい」と話しました。

                    

(*)2024年問題とは・・・

働き方改革関連法によって、2024年4月1日から「自動車運転業務における時間外労働時間の上限規制」が適用されることで運送・物流業界に生じる諸問題のことを意味します。具体的には、トラックドライバーの拘束時間が1日あたり原則13時間以内、時間外労働時間は年間960時間に制限されます。