「HAPPY TOGETHER ONE」プロジェクト第3弾~「サキホコレ」の溝切りと除草作業
晴天にめぐまれた7月5日、「HAPPY TOGETHER ONE」プロジェクト第3弾!
JAグループ「秋田米新品種サキホコレ研究会」の佐々木竜孝会長の田んぼにて、JA全農あきたとJA秋田おばこの関係者のほか、秋田ノーザンハピネッツ ラート競技の髙橋靖彦選手が参加し、溝切り作業を行いました!
「HAPPY TOGETHER ONE」プロジェクト圃場の「サキホコレ」は、種まきから74日目、田植えから43日目となり、草丈は59㌢ほどに成長しました。
この時期には、「溝切り」をして田んぼの水を抜き、土を適度に乾かす「中干し」を7月前半まで行います。
今回の溝切り作業は、田んぼの中に溝を作って水の出し入れをスムーズにする作業です。
溝切りには3台の乗用溝切り機を使い、16条(苗16列)に1本の間隔で溝を作りました。
参加者らは乗用溝切り機に乗り、まっすぐ進むように慎重に100㍍以上ある直線を、風を切って溝を掘りました。
昨年に続き溝切り作業2回目の髙橋選手は、スムーズに田んぼの中を進み、上手に溝を掘りました♪
7月前半まで「中干し」を行うことで、根の活力を高めてしっかり伸ばし、また、過剰な分げつ(新しい茎の発生)を防いで実りを良くします。7月いっぱいは田んぼの土が乾かない程度に水を出し入れして生育を調整します。
この日は溝切り作業のほか、歩行型除草機を使って稲と稲の間の除草作業も行いました。簡単そうで難しい歩行型除草機の操作。初めはなかなか進まず首をかしげていた参加者も徐々にコツをつかみ、田んぼの中をスイスイと進めるようになりました!
「HAPPY TOGETHER ONE」プロジェクトは、JA全農あきたと秋田ノーザンハピネッツがJA秋田おばこと大曲農業高等学校とともに秋田米新品種「サキホコレ」の農作業を行い、収穫したお米を秋田ノーザンハピネッツに贈呈することで一層の活躍を応援する企画です。また、今秋本格デビューする「サキホコレ」をPRし、秋田米全体を盛り上げようという願いも込められています。