秋田県および秋田県多面的機能支援協議会が主催する「令和４年度斜面草刈機実演研修」が７月６日と１３日の２日間、県内３地区（北秋田市・秋田市・横手市）で開催され、生産者や土地改良区の関係者など延べ１１６名が参加しました。

ＪＡ全農あきたが共催した本研修は、斜面草刈機の実演を通じて作業の省力化や時間短縮、事故予防の啓蒙を目的に開催されたもので、秋田マッカラー株式会社と株式会社やまびこの協力のもと、リモコン自動草刈機（２種類）と斜面草刈機の実演が行われました。

秋田県農林水産部農山村振興課の地域環境保全班の班長は「近年の草刈作業中の事故内容として斜面での発生率が高いとこから、傾斜における作業が容易なリモコン草刈機やガイド式草刈機の実演を通じて安全に作業を進めてもらいたい。また、互助組織の高齢化や労働力不足も顕著になってきており、地域の環境保全の観点からも自動草刈機の活用などを検討してほしい」と話しました。

実演会の後には、株式会社やまびこの担当者による刈払機の安全講習も行われ、参加者らは作業の時間短縮と安全性について確認しました。