秋田県牛乳普及協会（事務局：ＪＡ全農あきた）は１０月２１日、由利本荘市の西目小学校で「わくわくモーモースクール」を開催し、５年生３８人が参加しました。

児童たちに普段あまり接することのない牛とのふれあいをとおし、命のぬくもりを感じ、酪農への関心を持ってもらおうと、３年ぶりに開催。今年度は、９月に実施した横手市の増田小学校に引き続き、今回の西目小学校の計２回開催しました。

講師は、酪農家 農事組合法人新林牧場の柴田睦さんと瑞穂さん。柴田さんは乳牛と山羊を１頭ずつ連れて訪れ、児童たちを出迎えました。

児童たちは指導を受けながら一人ずつ慣れない手つきで搾乳を体験したほか、クイズ形式で牛の生態を学びました。

搾乳体験をした児童は「むずかしかったけれど、牛のことを考えて優しく乳しぼりができた」と話しました。

また、牛をじっくり観察しながら筆ペンでのスケッチ体験や聴診器を使って牛や山羊の心拍音を確かめてふれあいを楽しんでいました。

柴田さんは、「牛乳をたくさん搾るので、たくさん飲んでください」と話しました。

秋田県牛乳普及協会は来年度もこの取り組みを継続して行っていく予定です。