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第145回秋田県種苗交換会~先人に学び農業の未来をひらく

2022年11月04日

第145回秋田県種苗交換会(主催:JA秋田中央会)が10月29日から11月4日までの7日間、大仙市を会場に開催され、「大輪の如く 大仙に轟け 大地の祈り」をキャッチフレーズに、県内から出品された農産物の展示のほか多彩な催しが行われました。

主会場の大曲体育館では、水稲や野菜、果樹、花きなど8部門に出品された約1,300点の農産物が展示され、優れた農産物の出品者には農林水産大臣賞をはじめとする褒賞が贈られました。

また、JA全農あきたの「秋田米コーナー」では、「サキホコレ」の特長や開発の歩みなどをパネルで紹介しました。

第1会場の大曲武道館では、秋田県牛乳普及協会(事務局:JA全農あきた)が出展し、ミルクレシピの紹介や乳製品の販売など牛乳・乳製品のPRを行いました。

第2会場の雄物川河川敷では、「農業機械化ショー」が3年ぶりに開催され、最新のトラクターやコンバインなどの展示・実演が行われ、初日から多くの人で賑わいました。

同会場の「JA全農あきた展」では、肥料・農薬・農業用資材の展示・紹介や「肥料・農薬相談コーナー」が設けられました。

29日には、秋田米新品種「サキホコレ」のデビューイベントが行われました。

30日にはメイン行事となる談話会が行われ、「『オールラウンダーを目指す秋田米ブランドの再構築について』~”サキホコレ”本格デビューを迎えて~」をテーマに出席者11名が意見を交わしました。JA全農あきたの吉田保米穀部長は「生産者を主役として、秋田米の大黒柱『あきたこまち』とともにPRしていく」と話しました。

来年の「秋田県種苗交換会」は、潟上市で開催される予定です。