ニュース・トピックス一覧

「令和4年度TACスキルアップ研修会」を開催しました

2023年01月24日

JA全農あきたは1月18日、「令和4年度TACスキルアップ研修会」を開催しました。

この研修会は、「担い手対応力の強化」を目的として初めて開催し、TAC業務に携わる県内JAの管理者・担当者および関係機関・全農職員など27名が参加しました。

研修会では、「出向く体制について」「農家手取り最大化の取り組みについて」「人材育成の取り組みについて」の3つのテーマを取り上げ、各テーマごとに講師による講演やJA全農あきた担当者からの報告後、各JAの現状を確認しつつ、他JAの取組内容について活発な意見交換が行われました。

テーマ「出向く体制について」では、「TACパワーアップ大会2022」のTAC部門で優秀賞を受賞した「JAいわて中央」とWEBで繋ぎ、営農販売部担い手対策課の米田菜摘さんが「生産基盤の見える化を核とした法人対応」と題して講演を行いました。

講演では、本会推奨の営農管理システム「Z-GIS」と営農計画策定システム「Z-BFM」を活用し、圃場管理や経営分析・経営課題の可視化をすることで経営計画・営農計画の策定に役立てていることや、法人へのキメ細かい対応をすすめるため訪問前の情報収集の徹底や法人との信頼関係構築のプロセスの重要性を紹介していただきました。

また、テーマ「農家手取り最大化の取り組みについて」ではJA全農あきた営農支援課から令和4年度実証内容を報告し、テーマ「人材育成の取り組みについて」では農林中央金庫秋田支店より「事業間連携の重要性等について」と題した講演が行われました。

ご参加いただいたJAいわて中央の米田さん(左)と玉山さんの内容を表示
ご参加いただいたJAいわて中央の米田さん(左)と玉山さん
JA全農あきた営農支援課担当者の報告の内容を表示
JA全農あきた営農支援課担当者の報告
農林中央金庫秋田支店による講演の内容を表示
農林中央金庫秋田支店による講演
各JAの参加者による活発な意見交換の内容を表示
各JAの参加者による活発な意見交換

参加者からは、全農に対しての要望のほか、「出向く活動ツールとして『Z-GIS』や『Z-BFM』は必要」「他JAの取り組み・工夫を知ることができ大変貴重な機会となった」「今後も開催してほしい」などの声がありました。

JA全農あきたは出された要望に対応していくほか、今後もJA間の交流の機会を提供するとともに、多様化する担い手からのニーズに対応するための人材育成をすすめていきます。