JA秋田おばこ「全農WEB受発注センターシステム」操作研修会
2023年02月09日
JA全農あきたは1月19日、JA秋田おばこ本店で実務担当者向けの「全農WEB受発注センターシステム」操作研修会を開催し、JA秋田おばこやJA全農あきたの関係者ら17名が参加しました。
現在の肥料・農薬の受発注の流れは以下のようになっており、その多くが手作業となっています。
①農家組合員からJAへの発注は、予約分は注文書、当用分は電話や店舗での口頭注文が大半
②JAから全農への発注は、農家組合員からの注文にもとづきFAXでの注文が主
③全農から各メーカーへの発注は、JAからの受注分をシステムに入力
「全農WEB受発注センターシステム」は、「農家組合員⇒JA⇒全農⇒メーカー」への肥料・農薬の受発注業務をWEB化し、データ連動を行うシステムです。システムの構築により事務の効率化をすすめるとともに、JA職員が農家組合員へ出向き商品情報を提供、受発注業務を行うことで農家組合員との接点強化を図ることを目的としています。
研修会では、「全農WEB受発注センターシステム」の概要や発注の流れを説明した後、テスト環境を使用してログイン方法や業務メニューの紹介、登録・発注の操作方法を中心に実際に端末操作を行いました。
参加者からは「システムで過去の発注データなどの履歴や、現在の発注状況を画面で確認できてよい」との意見のほか、機能についての要望もあげられました。
今後、JA秋田おばこにおいては、まずはJA・全農間でのデータ連動を行い、農家組合員からの受注機能導入に向けて作業をすすめます。
他JAでは農家組合員からの受注機能も含め稼働中であり、今後も県内JAへの普及拡大につとめていきます。