「全農秋田県本部農機事業マネジメント研修会」を開催
2023年03月09日
JA全農あきたは2月2日、秋田市で「全農秋田県本部農機事業マネジメント研修会」を初開催しました。
農機事業において管理職としての基礎経営知識を習得するとともに、マネジメントスキルの向上を目的に行われ、各JAの管理監督職や次期候補者20人が参加しました。
研修会では、SAPS戦略農業振興支援ネットワーク合同会社の中小企業診断士・吉田喜彦氏と谷川大致氏が農機事業におけるマネジメントの基本から、サービスや整備事業、推進強化マネジメントについて講演しました。また、テーマ別のグループ討議では、JAの課題や取り組みなどを討議・発表し、今後の農機事業の在り方など積極的な意見が出ました。
推進強化マネジメントでは、県内JA農機担当職員の約5割が50代以上で、人員不足や高齢化への対応として若手育成が急務であることから、「見える化」を推奨した若手への引継ぎや顧客リストの作成、目標設定・実績検討など目に見える情報を共有し、推進を強化することなどを学びました。
参加者からは、「普段、他JAの担当者との意見交換の場が少ないため非常に貴重な研修であった」「今後の農機事業について取り入れていきたい」など、来年度以降も開催してほしいとの意見がありました。