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はばたけ秋田から世界へ~秋田県産ブランド米「サキホコレ」輸出に向けた田植えイベント開催

2023年06月05日

JA全農あきたとJA全農グループは、令和5年度から秋田県産ブランド米「サキホコレ」を本格的にシンガポールに輸出する事が決まり、5月25日に大仙市の強首ファームの圃場で関係者が輸出セレモニーを開催しました。

本格デビューから2年目を迎えた「サキホコレ」の輸出は、販売経路の拡大や認知度の向上を図り、世界で秋田米のファンを獲得することを目的とし、品質や食味の良さをPRしながら世界的なトップブランドの確立を目指します。

今回輸出するのは、県内で「サキホコレ」の作付面積が316haと最も広いJA秋田おばこ管内で収獲される「サキホコレ」精米1㌧です。11月末頃には、現地の店頭で試食販売会を開催しPRするほか、消費者に感想を聞き取るなどし、需要調査も行います。将来的はシンガポールを拠点に、アジア圏などさらなる販路拡大を目指します。

JA秋田おばこ小原正彦代表理事組合長の内容を表示
JA秋田おばこ小原正彦代表理事組合長
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大仙市老松博行市長も田植えに挑戦

輸出セレモニーではJA秋田おばこ小原正彦代表理事組合長が「米の消費拡大や販路拡大が課題となる中、輸出は大いに意義がある。トップブランドにふさわしい肥培管理や品質保持を徹底し、安全安心なサキホコレを届けたい」と話しました。

7月には、令和4年産「サキホコレ」精米400㌔のシンガポールへのプレ輸出を予定しており、試験販売を実施して消費者の反応や価格帯などを調査し、令和5年産米の輸出につなげるほか、秋には輸出する「サキホコレ」の稲刈りイベントを実施します。