ＪＡ全農あきたは７月２０日、ＪＡ秋田おばこ並びに生産者、株式会社丸山製作所、片倉コープアグリ株式会社の協力のもと、大仙市の圃場で「農業用ドローンによる水稲追肥実演会」を行いました。

農業用ドローンの使用については、除草剤や殺虫殺菌剤など農薬散布がメインとなっています。肥料散布のニーズは潜在的にありますが、面積当たりの肥料散布量が多いことやドローンの積載量、バッテリーなどに課題があることから、今回の実演会は効率的な肥料散布方法および普及性の検討を目的として実施しました。

実演会では、ＤＪＩ社製ドローン「Ｔ３０」を使用し空散専用肥料を施肥し、１ｈａの圃場を約２０分間で散布しました。

ＪＡ全農あきたの担当者は「今回の実演会が農業用ドローン活用拡大の一助となればいい。普及に向け、この実証結果を県内各地で周知していきたい」と話しました。
ＪＡ全農あきたは引き続きＩＣＴ技術などを活用したスマート農業の普及促進に努めます。