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JTBと農業労働力支援事業~秋田県内初「白神ねぎ」で実施しました

2023年08月07日

 JA全農あきたは、JTBと連携協定をしている「労働力確保支援事業」を県内で初めてJAあきた白神で実施しました。この取り組みはJTBと全農が令和3年度より、農作業を受託し、生産者への労働力を提供する連携協定を結び、東北地方を中心とした全国域で事業を展開しています。

 今回初めて農業労働力支援事業を利用した株式会社あさかわファームの伊藤代表は「これから白神ねぎの出荷が本格化する中で、人手の確保に悩まずに圃場管理や収穫作業に集中できるのはありがたい」と話していました。

 JTBが採用した作業者は、12月末まで「白神ねぎ」の選別・箱詰めなど出荷調整作業に従事します。秋田県では、生産者の高齢化や担い手の減少などによる労働力不足が課題となっていて、新たな労働力確保の手法で多種多様な人材を呼び込む仕組みづくりが必要となっています。
 全農はJA・JTBの協力による今回の取り組みを通じて、幅広く人々が農業に触れる機会をつくり、農業関係人口を増やし産地振興に取り組みます。