「県北地区キュウリ出発式」を開催しました
2024年07月16日
秋田県の県北地区きゅうり出発式が7月3日にJAかづの大曲集出荷所で行われ、出発式にはJAかづの、JAあきた北、JA秋田たかのす、行政、JA全農あきた関係者などが出席しました。
式では、県北地区園芸戦略対策協議会の阿部浩一副会長が「5月の定植後は不安定な気候で推移し低温による生育の停滞が見られたが、6月以降天候回復したことで概ね順調な生育となっている。生産や流通において厳しい環境下にあるが、きゅうりの生産技術の向上と単収向上を目標に持続可能な物流確保と生産コスト反映による生産者手取りの確保に向けた取り組みを進めていく」と話しました。
また、県産青果物と秋田犬がデザインされたトラックの前で、テープカットやあきたフレッシュ大使からドライバーへの花束贈呈、JAかづの古舘国光常務理事の音頭によるがんばろう三唱を行ったあと、京浜市場へ出発するトラックを参加者全員で見送りました。このほか会場では、あきたフレッシュ大使がキュウリの試食をすすめ、参加者たちは鮮度や食感を確かめていました。
涼しい気候ときれいな水で栽培される県北地区のキュウリは実の締まりがよく、市場でも高い評価を得ています。キュウリの出荷は10月頃までつづき、秋田県内や首都圏を中心に2,130㌧の出荷を見込んでいます。