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農業高校生研修を開催しました~西目高等学校と能代科学技術高等学校の生徒が参加しました

2024年12月20日

JA全農あきたは、県内農業振興の一環として、次代を担う若いリーダー育成の一助を目的に、県内農業高校を対象に「農業高校生研修」を平成21年度から実施しており今年度2校を対象におこないました。

11月19日 秋田県立西目高等学校 農業科学系列の1年生~3年生35名が参加しました。

横手市にあるJA全農あきた県南園芸センターで、近年生産現場で注目されているスマート農機に関する研修を行いました。株式会社ヰセキ東北の方々を講師に招き、ICT等の先端技術が備わったトラクター・田植機などの説明を受けながら、実際に生徒が乗車し、自動運転技術などを体験しました。そのほかJA全農あきた県南園芸センターにある菌床椎茸の選果場の見学を行いました。

11月20日 秋田県立能代科学技術高等学校 生活資源科の2年生~3年生25名が参加しました。

株式会社大潟村カントリーエレベーター公社にて、米穀の乾燥調製や貯蔵技術について座学と施設見学を行いました。

収穫されたお米を乾燥・調整し、籾のまま生きた状態で貯蔵サイロに低温で保管し、出荷する分だけ籾摺・精米している大潟村カントリー公社独自の「今摺りシステム」の説明を受けながら視察しました。

JA全農あきた職員が講師になりました。

両日とも「秋田県産農産物の流通実態と消費地の動向について」をテーマに、JA全農あきた職員が講師になり研修を行いました。

参加した高校生からは、「今回の研修で、スマート農業、農産物の流通の話を聞き、農家や関係者などが時間や手間をかけ作られたものを普段食べているのだと知り、改めて感謝したいと思った。」となどの感想が聞かれました。

JA全農あきたでは、今後も次代を担う若いリーダー育成の一助となる取り組みを継続して行っていきます。