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「令和6年度 施肥防除合理化展示圃場試験成績検討会」を開催しました

2024年12月26日

JA全農あきたは、12月11日~12日に「令和6年度施肥防除合理化展示圃場試験成績検討会」を開催し、県内JAや秋田県農業試験場、秋田県病害虫防除所、肥料・農薬メーカーの担当者ら約120名が参加しました。この検討会は、新しい肥料・農薬の展示圃場での試験結果報告のほか、適切な指導により過剰な施肥・防除を防ぎ、生産コストの削減を進めるうえで重要な検討会となっています。

12月11日(第1日目)

令和6年産水稲の生育状況と作柄や水稲・小麦・大豆の病害虫発生状況について報告し、秋田県農業試験場の研究員や秋田県病害虫防除所の担当者から助言をいただきながら各展示圃場での肥料試験・農薬試験の成績について協議しました。

12月12日(第2日目)

令和7年産の作付から「あきたこまちR」に移行するにあたり、秋田県農業試験場作物部 松本眞一部長より「あきたこまちRの特性について」、同じく秋田県農業試験場生産環境部 中川進平主任研究員・髙橋良知主任研究員からは「あきたこまちRの栽培のポイントについて~土づくり~」と「あきたこまちRにおける病害虫防除対策について」、また、JA秋田なまはげ営農経済部 長谷川清仁部長より「大規模経営体の抱える課題について」と題し、それぞれ講演をいただきました。

これらの講演を踏まえて、JA全農あきた生産資材部 福田部長を座長とし、講師の参加者とのディスカッションを実施しました。

JA全農あきたは、今後も県内JAや関係機関と連携し、展示圃場試験の実施や結果をふまえ、現場目線で肥料・農薬の普及活動に努めてまいります。