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「園芸畑作物反収向上に向けた検討会」を開催しました

2024年04月05日

JA全農あきたは3月21日、秋田県JAビルで「園芸畑作物反収向上に向けた検討会」を開催し、JA営農指導担当者や県行政関係者、JA全農あきた関係各部門の担当者ら42名が出席しました。

稲作を基幹とする本県農業において、農業者所得の向上と農業生産の拡大をはかるため、県とJAグループが連携し複合経営の推進に取り組んでいます。

JA全農あきたは、園芸振興の課題とされる反収向上対策として、多収性品種の導入や排水対策などの反収向上メニュー(試験)による実証を県内JA53実証圃で実践しました。

3年目となる検討会では、JA全農あきたの加藤政尚技術参与と長澤淳良技術参与を座長とし、令和5年度の実証結果についてJA全農あきたの担当者から品目ごとに報告し、JAの営農指導員から慣行区と比較した実証区の品質・反収結果を説明しました。そして、実証内容と課題に対し、座長を中心にJA間で課題の共有化をすすめ、改良点などの意見・交換を実施しました。

今回の検討会をふまえ、令和6年度においても品質・反収向上につながる実証課題に取り組み、JAの営農指導力を発揮した栽培技術の構築と農業経営体の所得向上を目指します。