秋田県立大学「スマート農業指導士育成プログラム」修了式
2024年04月05日
秋田県立大学の社会人教育プログラム「スマート農業指導士育成プログラム」の修了式が3月26日、同大学のアグリイノベーション教育研究センター(大潟村)で行われました。
本プログラムは、スマート農業の実践や農業への導入支援、経営指導ができる専門家を育成しようと昨年5月に開講し、修了式には、約1年間の講座を終えた18人が出席しました。
秋田県立大学の福田裕穂学長はあいさつの中で、スマート農業はまだまだ開発途上であり、その分現場との乖離も出てくるとしたうえで、「この場で生まれたネットワークを生かし、学んだ技術や知識を更新しながら、現場の課題を集めることが新しい技術の開発につながる」と話し、「新しいスマート農業技術を自ら作り出す気持ちを持ちながら活躍していくことを期待している」と激励しました。
JA全農あきたからは、農業機械課加賀慎吾職員がプログラムに参加し、「スマート農機の知識をより具体的・実践的に学ぶことができ、視野が広がった。安心の懸け橋をより多くの生産者へかけられるよう取り組んでいく」と意気込みを話していました。
JA全農あきたは、今後もスマート農業の普及や関連産業の振興を図りながら秋田県の持続的発展に貢献していきます。