食農教育にかかる補助教材贈呈式を行いました
2025年04月16日
JA全農あきたとJAバンクあきたは4月10日、県内小学生の食農教育に役立ててもらおうとそれぞれ作製した補助教材を秋田県に贈呈しました。
秋田県庁で行なわれた贈呈式では、JA全農あきたの椎川浩県本部長とJAバンクあきたを代表し、農林中央金庫秋田支店の芝山勝二支店長が秋田県の神部副知事へ目録を手渡しました。
写真左から:農林中央金庫秋田支店芝山支店長、秋田県神部副知事、JA全農あきた椎川県本部長

目録を受け取った神部副知事は「見やすく使いやすい教材で、子ども達の理解も深まる」と話しました。県内の小学5年生と特別支援学校の児童・生徒に届けられます。
JA全農あきたは、平成18年度から小学生向けの食農教材、平成22年度からは、お米や野菜、果物、畜産物などの県内の農畜産物や、農業と食に関する情報を掲載したクリアファイルや下敷きなどを作製し、県内の小学5年生と特別支援学校の児童・生徒に贈っています。
◆令和7年度の食農教材内容◆
「秋田県のお米」「青果物マップ」の下敷き
「秋田県のお米について」
秋田県が全国的なお米の主要産地であることから「秋田県のお米について」をテーマとして、お米の収穫量や主な作付品種、秋田県が生んだ銘柄を紹介しています。
「秋田県の青果物マップ」
秋田県の青果物についても興味を持ってもらえるよう、県内各JAで取り扱っている主な青果物を紹介した「青果物マップ」を掲載したほか、秋田県のオリジナル品種やブランド、伝統野菜などを紹介しています。
「日本の食料自給率を考えよう」のパンフレット
「日本の食料自給率を考えよう」をテーマとして、日本の食料自給率が、食生活の変化などにより低い水準となっていることや、食料の多くを輸入に頼ることの問題点、秋田県産の食材を食べることの意義などにふれSDGsと関連づけて紹介しています。