葉しょうが

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ショウガ科ショウガ属の草本。インドを中心とした熱帯アジア地方が原産で、香辛料の一つとして世界中で利用されています。しょうがの区分は、大きさによる品種分類と、栽培・利用方法による分け方があります。大きさによるものは、塊茎のサイズにより大しょうが、中しょうが、小しょうがに、栽培方法によるものは、葉しょうが、筆しょうが、根しょうがに大別されます。
葉しょうがは、生食向きで根茎は小型です。茎が長く、その付け根が鮮紅色が特徴です。4月から9月を中心に出回り、夏の風物詩として主に関東で多く消費されています。

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ジンゲロン、ショウガオールという成分からなる独特の辛みと香りは、日本料理・中華料理などの臭み消しには欠かせない野菜で、葉しょうがは、生食に向いています。
切り口のみずみずしいものが鮮度が良いとされています。水気が付いていると傷みやすくなるため、水気をとりキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に保存すると良いでしょう。

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ショウガオールは、しょうか特有の香りと辛みの成分で、強い殺菌、消臭効果を持ちます。また、肉や魚の臭み消しとしても利用されています。
しょうがは大きな味方にもなる頼もしい食材です。

主な産地

選び方

  • 切り口のみずみずしいもの。

保存方法

  • 水気が付いていると傷みやすくなるため、水気をとりキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に保存するとよい。

農経新聞社 野菜と果物の品目ガイドより一部抜粋