セルリー

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さわやかな香りとシャキシャキとした食感が特徴のセルリー(セロリ)。
以前は香りの少ない黄色種が主流でしたが、現在は程良い香りで肉厚の中間種が主流です。欧米の主流は香りの強い緑種で、煮込み料理などに使われます。産地リレーによって周年手に入る野菜として人気です。
茎が太く、長く丸みがあるもの、葉がみずみずしいものや、茎の筋と筋の間の肉が盛り上がっているものを選ぶといいでしょう。
家庭では、コップの中に冷水を入れ、根元をしばらく浸して、その日のうちに食べるのが望ましいですが、2~3日保存したい場合は、葉に栄養分が取られるため、葉と茎に分け、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

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代表的成分としてカリウムが多く含まれていますが、食物繊維は100g中5gと、それほど多くありません。ビタミンB6や香り成分であるアピインも含まれています。

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新鮮なものほど、茎の外側のスジが硬いので、しっかりと取り除きましょう。
肉類の臭いを消して料理に風味やコクをつけ、味をひき立てるのに役立つ効果があります。特に葉や茎の細い部分は香りが強いので、ブーケガルニ(香草の束)として、くず野菜とともにスープをとるときや、蒸し魚にする時に使うといいでしょう。
葉は天ぷらにしたり、刻んで佃煮風に煮込むとご飯によく合います。

主な産地

選び方

  • 茎が太く、長く丸みがあるもの
  • 葉がみずみずしいもの
  • 茎の筋と筋の間の肉が盛り上がっているもの

保存方法

  • コップの中に冷水を入れ、根元をしばらく浸して、その日のうちに食べる。
  • 2~3日保存したい場合は、葉に栄養分が取られるため、葉と茎に分け、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室で保存。

農経新聞社 野菜と果物の品目ガイドより一部抜粋