ちんげん菜

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シャキシャキとした食感で日本に定着した代表的な中国野菜。
味にクセがなく料理用途が広いのも特徴です。結球しないはくさいの仲間で、小型品種のうち青軸のものをちんげん菜、白軸のものをパクチョイといいます。水耕栽培やハウス栽培もありますが、本来の旬は秋~冬です。

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ビタミンCを100g中24mg含むほか、ビタミンA(カロテンは体内でビタミンAに変化)を豊富に含みます。

鮮度の見分け方としては、葉が幅広くやわらかさがあるもの、ツヤがあり鮮やかな緑色のもの、茎に傷がないものなどがあげられます。

保存の仕方としては水分の蒸散をさけるため濡れた新聞紙に包み立てて野菜室で保存して下さい。茎のシャキシャキ感を楽しむためお早めに食することをお勧めします。

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ちんげん菜は、濃い味にも薄い味にも合うので、おひたしの他牛乳やオイスターソースとの相性も抜群です。炒めるときは火の通りが早いので高温で短時間にし、油に少々塩を加えると色鮮やかで塩味のムラも防ぐことができます。

ちなみに、2013年度の東京都中央卸売市場での茨城県産のちんげん菜は産地シェア70%と断トツの出荷量でした。

農経新聞社 野菜と果物の品目ガイドより一部抜粋

主な産地

選び方

  • 葉が緑色で濃く、ツヤがあって、幅の広いもの
  • 株が肉厚で丸みのあるもの

保存方法

  • 湿った新聞紙に包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で立てた状態で保存。