小松菜

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食べやすく栄養価も高い周年人気の緑黄色野菜の小松菜。周年出回りますが本来の旬は秋から冬です。色が鮮やかでアクが少なく食べやすく、関東では昔から冬場の野菜として特に消費が多く、雑煮などに欠かせない食材となっています。近年では関西でも消費が伸びています。

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鮮度の見分け方は、肉厚で緑色が鮮やかであまり濃くないものが良く、葉先まで勢いがよく、大きさがそろっているもがいいでしょう。また茎が太くしっかりしているもの、根付きのものは根が太く強いものがおすすめです。

できるだけ低温で、濡らした新聞紙に包みビニール袋へ入れて野菜室で保存してください。長期保存したい場合は、購入後すぐにゆで、味付けなどをして冷蔵するか、冷凍が望ましいです。

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骨や歯の材料となるカルシウムを100g中170mgと多く含むうえ、骨の形成に関わるたんぱく質を活性化させるビタミンKも多く含みます。その他カロテン、鉄分、食物繊維も含まれています。

ほうれん草に比べアクがないので下ゆでが不要で、歯ごたえ良く色鮮やかに仕上げるには強火で短時間に炒め上げるといいでしょう。牛乳とフルーツと小松菜をミキサーにかけて作る青汁もおすすめです。牛乳の脂肪分によってカロテンの吸収率がアップします。

さらに牛乳と一緒に摂ることで、カルシウムとリンのバランスがよくなり、カルシウムの吸収率もアップすると言われています。

2013年東京都中央卸売市場における茨城県産のシェアは29%、第2位でした。

主な産地

選び方

  • 肉厚で緑色が鮮やかであまり濃くないもの
  • 葉先まで勢いがよく、大きさがそろっているもの
  • 茎が太くしっかりしているもの
  • 根付きのものは根が太く強いもの

保存方法

  • できるだけ低温で、濡らした新聞紙に包みビニール袋へ入れて野菜室で保存。
  • 長期保存したい場合は、購入後すぐにゆで、味付けなどをして冷蔵するか、冷凍が望ましい。

農経新聞社野菜と果物の品目ガイドより一部抜粋