レッドポアロー(赤ねぎ)

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茨城県東茨城郡城里町の桂地区で栽培されている赤ねぎの総称でレッドポアローと呼ばれています。

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明治初期頃から生産され、那珂川流域の肥沃な沖積土で育つ赤ねぎは、鮮やかな紅色を作り出し、ねぎ独特の辛みが少なく甘みがあり、熱を通すとさらに甘みが増します。柔らかく、葉まで美味しく食べる事ができます。

栽培期間は9月から10月に種蒔きを行い、翌年6月から7月にかけて定植を行います。収穫は10月下旬ごろより翌年3月ごろまで続きます。2008年には、伝統的な食文化を守るNPO法人スローフードジャパンの食の世界遺産と呼ばれる「味の箱船」に県内で初めて認定されました。

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フカフカしておらず、よく締まっていて弾力があるもの、色がはっきり分かれているものを選ぶといいでしょう。葉先を出した状態で、新聞紙に包み室内の温度の低いところか、ベランダの日の当らないところで保存します。横にすると本来の姿であった縦に戻ろうとしてエネルギーを消費するので、立てて保存するのがベスト。

主な産地

選び方

  • フカフカしておらず、よく締まっていて弾力があるもの、色がはっきり分かれているものを選ぶといい。

保存方法

  • 調理で残ったものはポリ袋に入れ立てて冷蔵庫に保存。
  • 葉先を出して新聞紙に包み冷暗所で立てて保存。

農経新聞社野菜と果物の品目ガイドより一部抜粋