夢は大きく野菜は小さく

ミニマム俱楽部 藤井和美さん
茨城県の南西部に位置し、ねぎとレタスの大産地としても有名な坂東市にあるJA岩井 岩井農協園芸部のミニマム俱楽部 藤井さんの圃場を訪ねました。
ミニカリフラワーの生産が始められたのは10年前。試験的に導入されました。新規野菜ということで、当時はまだ流通量が少なかったこともあり、販売先を探したり出荷規格を作成したりと、手探りの状況でしたが、地元のJA岩井や坂東地域農業改良普及センターの協力もあって、次第に市場でも評価される産地として認められるようになってきたそうです。
現在は、女性を中心に10名でミニカリフラワーの生産を行っており、ミニマム倶楽部をまとめているのが藤井さんです。
彩りも美しいミニカリフラワー
ミニカリフラワーには4~6月と10月~1月、年2回の収穫時期があります。取材で訪れた時は、ちょうどオレンジ色のミニカリフラワーの収穫時期で、緑とオレンジのコントラストが非常に綺麗でした。
ミニマム俱楽部では、ほとんどのミニカリフラワーを露地栽培しており、これからが旬です。栽培されている、白・オレンジ・グリーン・パープル・スパイラルの4色5品目が畑一面に展開されるそうです。まるで『畑の珊瑚礁』。
女性ならではの目線で作られる
藤井さんは圃場の管理や収穫など全てを1人でこなしており、丁寧な出荷作業からは、女性ならではの目線を感じることができます。
「食べきりサイズと彩(いろどり)で絶対の自信をもってお勧めします」と藤井さん。
カロチンもブロッコリーに比べ豊富に含まれるため、特に女性にはお勧めだそうです。
そのまま電子レンジでチンするだけで食べられるミニカリフラワーは忙しい主婦には嬉しい野菜。藤井さんのイチオシはミニカリフラワーの天ぷらだそう。栄養価も高いミニカリフラワーを手軽に是非お試しください。
取材協力
JA岩井 営農センター
〒306-0641 茨城県坂東市鵠戸428-15
- TEL :
- 0297-35-8338
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- 0297-35-7202
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