タカミメロンの特徴は、「アンデスメロンに比べ日持ちが良く、さっぱりとした甘さで、後味が優れています」と岡本さん。5月末頃から出荷が始まり、7月上旬まで続きます。

土地に適したタカミメロン

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JA常総ひかり 八千代地区メロン部会
部会長 岡本長市さん

県の西部に位置し、筑波サーキットにほど近いJA常総ひかり八千代地区メロン部会の岡本さんを訪ねました。メロン作りを始めて50年、お父様の代から、メロン一筋に栽培を続けていらっしゃいます。

この土地に適した品種を試行錯誤繰り返し、最も適した品種が、「タカミメロン」だったと言います。現在はこの「タカミメロン」が八千代地区メロン部会の7割を占めるようになりました。

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タカミメロンの特徴は、「アンデスメロンに比べ日持ちが良く、さっぱりとした甘さで、後味が優れています」と岡本さん。5月末頃から出荷が始まり、7月上旬まで続きます。

全ての手作業は品質へのこだわり

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お正月明けに種蒔きから始まり、2月下旬に定植を行い受粉もひとつひとつ、手作業で行っていくそうです。そうすることによりメロンの状況を把握しやすく、品質のバラつきも低減できるため、苦労は多くても全ての作業を自ら行っていらっしゃいます。今年のような天候不順の年でも、よりよい品質で出荷する為、毎日の管理には気を使います。

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八千代地区メロン部会では、25年前の原点に戻り、技術改革への取り組みも始めました。自分たちの経験や勘だけに頼るのではなく、技術の共有や土づくりなど部会全体で取り組んでいるそうです。そのため部会にも活気が戻り、後継者育成も順調に進んで、現在部会の平均年齢は40代と若返りも同時に進行しています。

今年も自信をもってお届けします

土づくりは全ての基本であることから、化学肥料に頼らず堆肥にこだわり、手塩にかけて育てられたタカミメロン。これから出荷最盛期を迎えます。JA常総ひかりの直売所でも購入が可能で、直売所からは発送も承ります。直売所で購入されたメロンに限り、食べ頃の目安がわかるカードもお渡ししているそうなので、是非お買い求め、旬の味わいをご賞味ください。

岡本さんに今後の目標を伺ったところ「生産量を増やし、作付面積もどんどん増やし、食べていただける方の笑顔も、もっともっと増やしたい」と笑顔いっぱいに応えてくれました。

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取材協力

JA常総ひかり 八千代青果センター

〒300-3534 茨城県結城郡八千代町太田841

TEL :
0296-48-2890
FAX :
0296-48-2892
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http://www.jahikari.or.jp/

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