富山の農畜産物

実バラ

野生バラの一種で、花が咲いた後の実を鑑賞します。永年性作物の実バラは耐寒性が強く、寒暖の差があるほど実の色が鮮やかになるため、中山間地での栽培に向いています。朝日町笹川地区では水田利用が厳しい中山間地の耕作放棄地を農地に復元し、平成23年から実バラの栽培に取り組んでいます。株を植えてすぐは枝が短く、実も付きにくいので、1年目は株をしっかり育てます。2~3年目に初めての収穫を迎え、手入れをすることで長年収穫することができます。6月にピンク色の花が咲き、その後にできた実が秋になるにつれ、赤く色づきます。赤やオレンジの鮮やかな実は、リースやブーケなどのアレンジメントにも人気です。

富山県内の主な産地

JAみな穂

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