富山の農畜産物

ほうれんそう

ハウスを利用して、ほぼ一年中出荷されている「ほうれんそう」。富山県内では、高岡市をはじめ、魚津市、富山市、南砺市などで栽培に取り組んでいます。そのままテープで束ねたものと、FG袋(鮮度を保つフィルムで作られた袋)に入れたものが県内市場に出荷されています。また、冬期間は「寒締めほうれんそう」の栽培にも取り組んでいます。

富山県内の主な産地

JAうおづ、JAあおば、JAなのはな、JA高岡、JAとなみ野 など

  • JAうおづ
  • JAなのはな
  • JA高岡
  • JAとなみ野

やさいメモ

高岡市農協野菜出荷組合軟弱部会

高岡市(東部地区、佐野地区、西部地区)の生産者ら40名ほどが、ハウス栽培と露地栽培で、ほぼ周年、ほうれんそうを栽培しています。収穫したほうれんそうの根っこを付けたままテープで束ね、コンテナに入れて出荷。学校給食にも使われています。

寒締めほうれんそう

「低温下でゆっくり育てる」「寒気にさらす」ことで野菜の糖度が増すなど、富山の冬の寒さを生かして栽培する「とやまのカンカン(寒・甘)野菜」のひとつ。ある程度の大きさになったら、ハウスのサイドを開けて寒気にさらすといった"寒締め"作業を施し、糖度が8度以上になったところで収穫します。えぐみが少なく、濃厚な味わいが特徴です。12月下旬から2月ごろまでの冬季限定出荷となっています。
産地:JAなのはな、JA高岡、JAとなみ野 など