さつまいも

種イモから育てた苗を5月ごろに植え、9月から10月にかけて収穫します。産地によっては、収穫してすぐに市場に出荷する場合と、貯蔵して翌年2月ごろまで出荷する場合があります。貯蔵する場合は、長期間にわたって安定した品質で出荷できるよう「キュアリング処理」を施すこともあります。キュアリング処理とは、さつまいもの両端から病気の菌が入るのを防ぐため、温度30~35度、湿度90~95%の貯蔵庫で3~4日間保管し、両端にコルク層をつくる作業のことです。さつまいもは貯蔵することでデンプンの糖化が進み、甘味が増します。その性質を生かし、一定期間貯蔵したさつまいもを冬季限定で県内市場に出荷しています。
富山県内の主な産地
JAなのはな、JA高岡、JA氷見市、JA福光 など
