手しおにかける

桟俵づくりに挑戦!!【入善高校】

2022年02月14日

入善高校 入善ジャンボ西瓜研究班の2年生が初めて桟俵づくりに挑戦しました。
今回は、その様子をお伝えします。


桟俵(さんだわら)とは?


▲桟俵とは、稲わらを楕円形に編んだものです。


入善ジャンボ西瓜を出荷するとき、桟俵を上下に挟んで梱包し、
ジャンボ西瓜が傷つかないように保護します。


▲桟俵で梱包されたジャンボ西瓜がこちら。この形で出荷されます。


桟俵は機械でつくることができないため、生産者が冬の閑散期に一つひとつ手作りします。



今年も昨年に引き続き、「農事組合法人ウワダ」の皆さんと生産者の藤田十五さんに
桟俵の作り方を教えていただきました。


▲真剣に学んでいました。




早速、生徒たちが挑戦!


▲まずは、桟俵づくり専用の作業台に

 200gの稲わらを半分に分けて十字になるように並べます。



▲作業台の楕円形の枠に沿って稲わらを編んでいきます。




▲均等な厚さになるように編むことがポイント!




▲編み終えたら、完成!




初めて桟俵をつくった感想を聞くと、
「均等な厚さに編むのがとても難しいです」
「つくっているときはずっと中腰で、編むのに力がいるので大変な作業だと思いました」
と話してくれました。




▲2個、3個と回数を重ねるごとに上達していく生徒たち。




▲最初は初めての作業に苦戦しているようでしたが、

 あっという間にコツを掴み、1人でもつくれるようになっていました。



▲3個目完成!




周りからも
「上手にできたね~」
「上達が早い!」
といった声があがっていました。




▲この日は16個つくりました。


つくった桟俵は、来年度、収穫したジャンボ西瓜を梱包するときに使います。




▲最後は自分でつくった桟俵づくりを持って「農事組合法人ウワダ」の皆さん、藤田さんと記念撮影!


「栽培頑張ってください」
「来年度の研究結果も楽しみにしています」
と「農事組合法人ウワダ」の皆さんや藤田さんからエールが送られました。



来年度は今年度、空洞果が多かった接ぎ木区の研究とジャンボ西瓜のPRに
力を入れていくとのことです。



引き続き、がんばる生徒たちの様子をお伝えします。