手しおにかける

チューリップを栽培しています!【入善高校】

2022年02月14日

今回は、入善高校 チューリップ研究班をご紹介します。


入善高校 農業科では来年度から「NEW農チャレンジ事業」で
入善ジャンボ西瓜に加え、新たに、チューリップの研究に取り組みます。

本格的な研究は来年度から始まりますが、今年度は栽培に慣れることを第一に、
ピントレイを用いた水耕栽培の効率化に関する研究を進めています。

試験区は生産者の意見を参考に、肥料濃度とピントレイの植込密度に着目し、設定しました。



生産者から「ピントレイに全て植え付けると密集し、病気にかかりやすい」という声が多くあり、
最適な植込密度を調べるため、対照区として全て植える区、2割減らした区、6割減らした区を設けました。

肥料濃度は、通常の濃度と2倍に希釈した2倍区を設けて、肥料コストを削減できるか調査しています。



11月下旬、品種「ホワイト・マーベル」「パープル・フラッグ」の球根の植え付けをおこないました。


▲ホワイト・マーベル




▲パープル・フラッグ




この日の授業では、生育調査と収穫をおこないました。


▲試験区ごとに定規を使って茎の長さを測っていきます。



生育調査が終わると、収穫作業に入ります。

「ホワイト・マーベル」は1月上旬、「パープル・フラッグ」は1月下旬から収穫が始まっています。


▲球根ごと引き抜き、収穫していきます。

 蕾が色づいた頃が収穫のタイミングです。



▲収穫した切り花の茎の長さ・重さ、球根の重さを調査していきます。




▲収穫した切り花は丁寧にラッピングして・・・




▲完成!




「大変な作業も多いけど、チューリップは品種が多く魅力的です」
「もっといろんな色の品種を栽培したり、チューリップでフラワーアレンジにも挑戦したりしてみたいです」
と話してくれたチューリップ研究班の2年生の2人。

人数は少ないですが、協力し合って作業を進めていました。



そして最後、ラッピングした切り花をプレゼントしていただきました。
ありがとうございます。


▲いただいたときは蕾でしたが、2~3日すると、とってもきれいに咲きました!



普段はJAみな穂 あいさい広場にて販売しているので、
皆さんぜひチェックしてみてくださいね。



引き続き、がんばる生徒たちの様子をお伝えします。