今年の出来も上々!!「海藻アルギットにら」の出荷が始まります。
2022年06月02日
令和4年度の「海藻アルギットにら」の出荷が始まる季節となりました。
5月31日(火)、JAとなみ野の苗島農産物出荷施設(南砺市苗島305)には、初出荷に備えの生産者から箱詰めされたにらが持ち込まれました。
「アルギット」とは、北欧の美しい海で育った海藻肥料のことで、カルシウムやビタミン類、マグネシウム、鉄、食物繊維等を豊富に含んでおり、この肥料で栽培されたニラは、肉厚で色鮮やかに育ち、食味の良さや日持ちが良いといった点から県内外より高い評価を得ています。
今年度は、生産者全員が「エコファーマー」に認定されている38名の生産者で約4.8ha栽培され、昨年度を上回る販売額1億3000万円を目指しており、石川、大阪、名古屋、岐阜、東京の市場にも出荷が予定されています。JAとなみ野アルギットにら生産組合の寺西雅典組合長は「5月の天候にも恵まれ今年も最高の品質に仕上がった。肉厚で甘みもあり牛肉との相性も良い。アルギットにらの需要は伸びてきており、安定的な生産に向け県内の作付面積を増やしていきたい」と話していました。
この日集荷されたにらは、一旦保冷庫で予冷された後、富山県産「海藻アルギットにら」として出荷され県内スーパーでは6月2日から店頭に並ぶ予定ですので、この機会に是非お買い求めください。

▲今年の出来栄えに満足そうな生産者代表の方々

▲「海藻アルギットにら」とは?